海外投資業者情報
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元金保証ファンドのチェックポイント
1、元金保証ファンドの基本
マンやクアドリガをはじめとする殆どのの元金保証ファンドのスキームは約6割をゼロクーポンで回し、残りで積極運用というものです。
このようなファンドには銀行保証がついていますので、もし運用会社が破綻しても保証銀行が破綻しない限り元金は保証されます。
これらのファンドの運用状況は保証銀行からも常にチェックされており、成績が悪くなれば運用をストップされる事もあります。
元金保証ファンドは運用資金の全てが積極運用に回る訳ではないし、保証銀行に対する保証料も余計にかかりますので、保証のないファンドに比べると利回りは悪くなるのが一般的です。
2、誰が元金を保証しているのか?
一般的な元金保証ファンドは格付けの高い有名銀行が保証をしています。
例えば
Man RMF Multi-Style Limited ならBank of America(Moody's:Aa1)
Man Multi-Strategy Series 6 ならABN−AMRO銀行(S&P格付:AA-)
Quadriga Superfund Garant なら W、VともABN−AMRO銀行(S&P格付:AA-)
といった具合です。
元金保証を行う銀行は日本の殆どの銀行よりは余程格付けは高いです。
一方、詐欺っぽいファンドには誰が元金保証をしているのか明らかでない場合があります。
運用会社自らが保証しているのでしたら、会社の破綻と同時に元金保証もパーになります。
これは破綻したインペリアルコンソリティッドで有名になりました。
医療債券を扱う○RIなどもこの点が不安です。
このような場合は発行体のディフォルトリスクに充分に注意し、財務内容や外部機関の格付けをしっかりチェックすることをお勧めします。
また、運用会社のグループ会社が保証しているものも注意が必要です。
(運用:○○インベストメント、元金保証:○○ホールディングス、なんてのは注意)
普通、グループ会社の場合は1つ倒れると連鎖的に破綻します。
銀行保証のあるものでも注意が必要です。
オフショアでは自分で銀行を設立することができます。適当な値段で売っていたりもします。
オフショア国の1つグレナダでは2~3万ドルで売りさばかれた銀行が200以上あるそうです。
これらの銀行は勝手に大手有名銀行と非常に良く似た名前をつけていたりもします。
その銀行が実在するのか、格付けはどうなのか、販売会社・運用会社の説明や豪華なパンフレットを鵜呑みにせず自分でも調べることをお勧めします。
主要銀行の格付けはスタンダード&プアーズ
http://www2.standardandpoors.com/
のサイトなどで確認することが出来ます。
3、保証の時期
元金保証ファンドは通常9〜14年程度の運用期間がありますが、元金は満期時においてのみ保証されます。
一定のクローズ期間の後、あるいは早期解約控除を受けても良いのであればいつでも解約は可能ですが、中途解約の場合は元金は保証されません。
いつ解約しても元金保証があるとうたう投資商品はその内容をよくよく精査する事が必要でしょう。
(追記、オフショア生保のWith Profit Bondは元利保証商品です。ただし、発行体のオフショア生保の保証ですので破綻すれば保証はありません。マン島の生保会社なら破綻しても時価の9割は政府に保証されます。)